~トラブルを防ぐシンプルで最強の習慣~
こんにちは、もぐのすけです。
前回は、
「“気づく力”が品質を変える?」
というテーマで、“観察眼”の大切さを語りました。
今回は、“気づき”を次に活かすために欠かせない
「記録」の力について深掘りします。
■ 品質で一番信用されるのは「記録」
品質の世界では、
「言った・言わない」よりも、「記録があるかどうか」がすべて。
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「異常はなかった」と言っても、記録がなければ信用されない
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クレームが来たとき、「やった証拠」があるかどうかで対応が変わる
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改善したことも、記録がなければ“なかったこと”になる
記録は、品質の“盾”であり“証明書”です。
■ 記録=難しいことを書く必要はない!
「記録って面倒…」「報告書書くの苦手…」
と思う人も多いですが、最初はメモ1行でも十分です。
たとえば:
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6/15 Aラインで寸法バラつき→対応済
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午前中に〇〇の音が少し変わった→清掃したら改善
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作業者の報告で再発防止のヒントあり(内容○○)
日付・現象・対応・感想。
この4つがあれば、立派な記録になります。
■ 私がやっている記録習慣
🗒 ① 作業ノートを毎日1ページだけ使う
👉 汚くてもOK、とにかく「記録すること」が大事。
📸 ② 写真+簡単コメント
👉 撮って残すだけで、視覚的にもすぐ伝わる。
💬 ③ 気づいたらチャットでメモ共有
👉 チーム内で「記録の文化」ができてくる!
■ 記録があると、後から“自分を守れる”
私が過去に経験したクレーム案件で、
記録を見返して対応できたことが何度もありました。
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“あのとき気づいていたこと”が証拠になる
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“どこまで対策していたか”が見えると、信頼される
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“再発防止”が具体的になる
記録してなかったら、自分の努力が消えていたかもと思うと、
今は“記録が最強の武器”だと感じています。
✅ 関連リンク(記録力・メモ力を鍛える)
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☆私が思う基本は
1.5w1H
2.初心者が見ても分かりやすく
3.文章は簡潔に
4.余白や文字の大きさなどは合わせる
5.なるべく一枚で終わらせる
▶ 次回予告:「“伝える力”が品質を変える?現場に響く言葉と伝え方」
品質でよくある“伝えたつもり”問題。
でも、伝えた「内容」だけでなく、「言い方」「タイミング」「伝える相手」によって、効果はまったく違う。
次回は、品質職のための“伝え方スキル”をまとめます!