~ラインと一体になる“見えない連携”の話~
こんにちは、もぐのすけです。
前回は、
「相談・共有で強いチームをつくるコツ」
についてお話しました。
今回は、品質の仕事に欠かせない
「現場との関係づくり」について、実体験をもとに語ってみます。
■ 品質は“現場の外側”にいる存在?
品質管理や品質保証の担当って、たいてい事務所側にいますよね。
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「検査するだけの人」
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「NG出すだけの人」
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「現場を止める、ちょっと怖い人」
こう思われてしまうと、“敵”とまではいかなくても、距離のある存在になってしまいがちです。
■ でも、現場とつながってると強い
私はあるとき、こんなふうに言われました。
「いつも黙って検査してたけど、
こないだ“ここヤバそう”って教えてくれて助かったよ」
この一言で気づきました。
「品質は現場とつながることで、本来の力を発揮できる」んだと。
■ “見えない連携”があると、品質は加速する
現場と品質が連携できていると、こんな効果があります:
✅ 異常の早期発見
👉 作業者が「これ変かも」とすぐ伝えてくれるようになる
✅ 改善のスピードアップ
👉 品質側の提案に、現場が前向きに乗ってくれる
✅ クレーム対応の根拠になる
👉 「どこまでやったか」「誰が気づいたか」が共有できている
■ 私が現場とつながるためにしたこと
🤝 朝礼に一緒に参加
→ “同じチーム”感が出るし、自然に声がかけやすくなる
📷 写真付きで改善内容を説明
→ 現場の人が「わかりやすい」と感じる伝え方に変えた
🍵 合間の時間にちょっと話す
→ 製品のことじゃなくても、雑談が信頼の第一歩
■ 現場は“敵”ではない。“味方”にできる
品質って、どうしても「監視役」っぽく見られがち。
でも、目指すゴールは同じです。
「いい製品をつくる」という目的を共有できれば、
自然と距離は近づいていきます。
✅ 関連リンク(現場との関係構築)
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▶ 次回予告:「“気づく力”が品質を変える?検査だけじゃない観察眼の話」
寸法通りでも「なんかおかしい」と思える人がいる。
見た目・手触り・作業者の表情──
実は、“気づく力”こそが品質を守る大事な武器なんです。